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『京都の七夕』  (京都の休日535)


京都 冷泉家 『星の座』
『京都の七夕』  (京都の休日535)


 7月7日といえば七夕です。
織姫と彦星が年に1度の逢瀬をする日とされていますが、
旧暦の七夕は1ヶ月ほど先で、新暦では梅雨明け前で天の川も霞みがちです。

「七夕」に降る雨を「洒涙雨(さいるいう)」というのですが、
織姫と彦星が逢瀬のあとに流す惜別の涙雨、
あるいは逢瀬が叶わなかった哀しみの雨といわれており、
七夕の雨の切なさが伝わってきます。

 京都では、7月丸々1ヵ月間が「祇園祭」となる為、
「七夕」は旧暦の7月7日にあたる8月に盛大に行われます。
それが京都の風物詩「京の七夕」 (ココをクリック)で、今年は8月2日(水)~8月16日(水)まで行われます。

「七夕」には短冊に願いごとを書いて笹につるす風習がありますが、
これは機織の名手・織姫にあやかり、手習い事の上達を願うことに由来します。
自分の夢や願いをしたためることで、自分の意志を再確認することにつながり、
思った以上に効果がありますよ。

また、七夕の行事食はそうめん。
そうめんのルーツである「索餅(さくべい)」で病除けをする
古代中国の故事に由来し、そうめんを天の川や織り糸に見立てるようになりました。
せっかくですから、そうめんを器の真ん中に盛って星形のオクラやハムを散らし、
両サイドに織姫と彦星に見立てた錦糸卵やみょうがの千切りなどを配して
七夕風盛り付けに。星のようにキャンドルを灯して、七夕の宴を楽しみます。

ちなみに、新婚のふたりが天の川を隔てて離れ離れにされたのは、
愛しさのあまりいつも一緒で仕事をしなくなったから。
星空を眺めながら仕事や恋(逢瀬)、これからのことを考えてみるのも、
子どもの頃とは違う七夕の過ごし方ですね。

天漢 伊刀河浪者 多々祢杼母 伺候難之 近此瀬呼 - 山上憶良(万葉集)
  天の川、いと川波は、立たねども、さもらひかたし、近きこの瀬を
    天の川の波はそれほど立ってはいないし、近い瀬なのに
     (逢えるかどうか)いてもたってもいられない。

天漢 梶音聞 孫星 与織女 今夕相霜 - 柿本人麻呂(万葉集)
 天の川、楫(かぢ)の音聞こゆ、彦星(ひこほし)と織女(たなばたつめ)と、
  今夜(こよひ)逢ふらしも
    天の川にかじの音が聞こえます。
     彦星(ひこほし)と織女(たなばたつめ)は、今夜逢うようですね。

一年邇 七夕耳 相人之 戀毛不過者 夜深徃久毛 一云 不盡者 佐宵曽明尓来
  一年(ひととせ)に、七日(なぬか)の夜(よ)のみ、逢(あ)ふ人の、
   恋も過ぎねば、夜(よ)は更(ふ)けゆくも
    一(いち)に云(い)わく 尽(つ)きねばさ夜(よ)ぞ、明けにける
     一年に七日(七夕(たなばた)のこと)の夜だけ逢う人の、
      恋の時もまだまだなのに、夜が更(ふ)けていきます。
       ひとつには、(恋も)まだ尽きていないのに夜が明けてきました。

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  1. 2017/07/07(金) 09:00:00|
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『且座喫茶(しゃざきっさ)』  (京都の休日534)


わたせせいぞう 画
『且座喫茶(しゃざきっさ)』  (京都の休日534)

『且座喫茶(しゃざきっさ)』
「ちょっと座ってお茶でもいかが♪♪」
 お気軽にどうぞ♪♪

ただそれだけのこと・・・・・
ただそれだけのことなのだけれども実に奥深い美しい言葉です。

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  1. 2017/06/24(土) 08:00:00|
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鬱陶しい「梅雨」をブッ飛ばせ♪…この時期にしか食べられない紫陽花パフェが可愛い♥


鬱陶しい「梅雨」をブッ飛ばせ♪
この時期にしか食べられない紫陽花パフェが可愛い♥


鬱陶しい「梅雨」の季節がやって来ましたね!
鬱陶しい「梅雨」をブッ飛ばす涼やか爽快な可愛い♥紫陽花パフェをご紹介♪

有名な「伊藤久右衛門」本店にある可愛い♥期間限定「紫陽花パフェ」です。
・・・と言っても「伊藤久右衛門」本店は京都・宇治にあるんですよねぇ~・・・・・
宇治橋の袂(たもと)、京阪・宇治駅からスグの処です。

インスタグラム(Instagram)やSNS映えする、
とても可愛い♥フォトジェニックな「紫陽花パフェ」ですので1度来店する価値ありです。

「紫陽花パフェ」は、淡い色合いが美しい、金団(きんとん)で作られた紫陽花。
そして、横に添えられる葉のクッキーには、伊藤久右衛門自慢の宇治抹茶が使われています。
また、紫陽花の下にしきつめられたゼリーが、雨に濡れた紫陽花を連想させてとても風流♪
見ているだけで涼やかな気持ちになります。

ココには何度も足を運んでいますので知っているのですが、
「伊藤久右衛門」本店の茶房(喫茶室)は「紫陽花パフェ」だけでなく、
『抹茶ババロア』や『抹茶あんみつ』など、抹茶を使った様々なスイーツを楽しむことができます。
あと・・・秋になると期間限定で、紅葉を型どったゼリーや栗の甘露煮が乗っている
「紅葉パフェ」なんかも登場しますよ♪

期間限定となっていますが、決まった終了日はなく、
紫陽花の終わる頃(7月中旬前後)に終了を予定しているそうです。

是非、期間中にお立ち寄りくださいませ。

久石 譲 - ORIENTAL WIND (伊右衛門とめぐる京都)※「伊藤久右衛門」と「伊右衛門」とは関係ありません。


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  1. 2017/06/11(日) 12:00:00|
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『夏の建具替(たてぐが)え』  (京都の休日532)


『夏の建具替(たてぐが)え』  (京都の休日532)

汗ばむ季節を迎え、蒸し暑い梅雨を前に衣替(ころもがえ)をと、しつらえを夏向きに整える。

季節の変わり目に行う「衣服の衣替え」はよく聞きますが、
京町家では「住まいの衣替え」つまり「建具替(たてぐが)え」が行われます。

鎌倉時代、「徒然草」で兼好法師は次のように記しています。

「家のつくりようは、夏をむねとすべし」

つまり冷暖房の発達していなかった時代、冬の寒さは重ね着をして耐えしのぐことができても、
夏のジメジメとした蒸し暑さはどうしようもありませんでした。
そこで、夏をいかに涼しく快適に過ごすかに重きを置いて、
京都人は住む家に様々な工夫を凝らしてきました。その集大成が京町家であり、建具替えです。
そこには五感をフルに活用して涼しさを感じ取ろうとする、京都人の智慧にあふれています。

ふすま簾戸(すど)に、障子御簾(みす:座敷簾)に、
籐の網代(あじろ)籐筵(とうむしろ)へと替えます。

 日本家屋は夏の趣が一入(ひとしお)で、
衣替(ころもがえ:建具替え)をすると涼しさが家内を透明な空気で満たしてくれます。
内と外とが同化し、外との触れ合いが濃密になる故でしょう。

 その習慣、つまり殊更(ことさら)に暑い夏を過ごしやすくする為の事も、
空調の普及した今では無用の筈ですが、
視覚による涼しさは、近代設備だけでは代えられないものがあります。

どこからともなく冷たい冷房の風が、網代(あじろ)の上を撫でて流れるように通る・・・・・
ひやっとした心地良さは、佇(たたず)まいの涼しさに
現代の技術を併用した此の上もない贅沢であると感じます。

京町家での生活は、大変に手間のかかることですが、
日ごとに移り行く季節を五感で感じ取ることができる素晴らしさがあるように思います。

[京都二十四節気] 小満


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  1. 2017/06/01(木) 09:00:00|
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5月15日は「京都・葵祭」


5月15日は「京都・葵祭」

 京都三大祭りの一つ、「葵祭」が本日15日、京都市内で行われます。
祭りのヒロイン、斎王代と銀面をかぶらせた馬に乗る近衛使代を中心とした総勢約500人の行列が京都御所(上京区)を出発し、
下鴨神社(左京区)をへて上賀茂神社(北区)までの約8キロを進み、みやびな平安絵巻を繰り広げます。

 行列は、近衛使代の本列、斎王代の女人列の順に、午前10時半に京都御所建礼門前を出発します。
丸太町通から河原町通を通って午前11時40分ごろに下鴨神社に到着する予定。

天皇陛下の勅使を中心とした儀式を終えて、午後2時20分ごろに同神社を出発。
北大路通から加茂街道を進み、午後3時半ごろに上賀茂神社に到着し、儀式を行います。
道路を進む行列は「路頭の儀」、下鴨、上賀茂両神社での一般非公開の儀式は「社頭の儀」と呼びます。

本日の京都は「葵祭」で、海外の超有名セレブたちが お忍びで滞在しています。
実は「葵祭」、日本よりも世界で超人気有名フェスなんですよね。

金曜日ごろから昨日の日曜日には、
あちらこちらで当り前のように海外の超有名セレブたちが京都の街を闊歩しています。

チャンスがあれば、ご一緒にシャッターチャンス♪
・・・って、ワタシはTV「世界の果てまでイッテQ!」のパパラッチ出川さんかっ!

This year, on May 15th, the annual Aoi Festival was held and the procession of people wearing the Heian-period costumes departed the Kyoto Imperial Palace, head to Shimogamo Shrine then went to Kamigamo Shrine.
At the Shimogamo Shrine, the viewing seat were placed and a lot of visitors enjoyed watching this elegant festival filled with classic atmosphere.

葵祭  Kyoto Aoi Matsuri Festival May 15


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  1. 2017/05/15(月) 09:00:00|
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『薬玉(くすだま)』  【季節の言葉582】


『薬玉(くすだま)』  【季節の言葉582】

 くす玉というと、現在は建物の落成記念や、何かの大会の開催を祝って、
玉につけられた飾りひもを引くと玉が二つに割れ、中に入っていた花吹雪や垂れ幕が登場する・・・・・
・・・という「くす玉」が思い浮かびますが、本来は

くす玉 ⇒薬玉(久寿玉)

・・・で、蓬(よもぎ)や菖蒲(しょうぶ)やその他の香草、香料、薬草を錦の袋に詰めて丸く作り、
その下に五色の糸を垂らしたものをそう呼びました。
香草や薬草を摘めて作った玉ですから、まさに薬玉だったわけです。

その菖蒲と蓬を『万葉集』で大伴家持は
「・・・ほととぎす 来鳴く五月(さつき)のあやめ草  蓬(よもぎ)鬘(かづら)き 
酒宴(さかみづき) 遊び和(な)ぐれど 射水川(いみづかわ) 
雪消(ゆきげ) 溢(はふ)りて 行く水の いや増しにのみ・・・」
 (巻18-4116 長歌の一部)


  (・・・杜鵑( ほととぎす )が来て鳴く五月には、
   菖蒲(しょうぶ)や蓬(よもぎ)を鬘(かづら)にしました。
   そして、酒盛りなどをして遊び、気を紛らわせようとしましたが、
   あなたが不在の酒宴では少しも楽しめません。
   射水川の雪解け水が 溢れるように あなた様への恋しさが
   いよいよ募るばかりでした。)


・・・なんて詩を詠んでいます。

【季節の言葉】(京都の休日)を書き続けているうちに、
わたしたちの生活の中に根づいている邪気拂いの習慣の多さに あらためて気付いてきました。

 病が死の隣にあった昔、邪気を拂(はら)うという習慣は
わたしたちの想像するよりはるかに深く生活に密着していたに違いありません。

闇からの邪気は常に人の傍(そば)に侍してあり、
それを避けるための護符は必要不可欠な生活の一部であったと思います。

 生命が芽吹くチカラを持つ五月に薬草を採取し、
鹿狩りをしてその精気の強さを護符にも薬用にも用いた智慧が、
五月五日を「薬日」とも呼び、降る雨を「薬雨」とも呼びました。

「薬玉」を作り、菖蒲湯に浴しと、それらは単なる遊びでも迷信でもなく
生活そのものであっただろうに思います。

今の科学と呼ばれるモノは、病を遠ざけはしましたが、心まで癒すことはできません。

そしてなお・・・病は・・・死は、確実に強(したた)かに
わたしたちの傍(そば)にいます。

 邪気拂(ばら)いが信仰だとか迷信だとかとは関係なく、
何となく心の癒しや慰めになるのも事実です。

吊り下げた「薬玉」の傍を通るときの ほのかに匂う香は、とても安らぐ気持ちになります。
image_syoubu-yomogi.jpg

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  1. 2017/05/05(金) 12:00:00|
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『端午の節句と粽(ちまき)』  (京都の休日530)


『端午の節句と粽(ちまき)』  (京都の休日530)

「柱のきずは一昨年の五月五日の背くらべ」・・・の、
本日は5月5日 『端午の節句』です。

粽(ちまき)を食べて、菖蒲(ショウブ)湯に入る。
毎年恒例ではありますが、これが我が家の毎年の決まり事となっています。

「菖蒲(しょうぶ)」「尚武(しょうぶ)」に通じ、
武家ではこの日に幟などをたてて子々孫々までの武運を祈るようになった処から
菖蒲(ショウブ)湯になったそうです。

 最初に書いた「背くらべ」の歌に「ちまき食べ食べ兄さんが・・・」と言う一節があります。
ちまきは現在、笹の葉で巻くことが多いようですが、
元々は茅(ちがや)で巻いたことから「茅巻き(ちまき)」と言ったそうです。

鉄砲や鉾に似た粽(ちまき)の形には「武士魂を託す」という願いも込められています。
・・・で、昔・・・武士の世で、漢(男)は「国」を守る事が、
即ち「家(親戚・身内を含)」を守る事であり、「家」を守る事が、即ち「家族」を守る事・・・・・
妻や子を愛する事だったのです。
妻は「武運」を祈る事こそが「家族」を守る事、即ち夫や子を愛する事だったのです。

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  1. 2017/05/05(金) 10:00:00|
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『賀茂御祖神社(下鴨神社)流鏑馬神事(やぶさめしんじ)』  (京都の休日529)


『賀茂御祖神社(下鴨神社)流鏑馬神事(やぶさめしんじ)』  (京都の休日529)

 京都市の下鴨神社では5月3日、賀茂祭(葵祭り)の前儀として
流鏑馬馬場において流鏑馬が執行されます。

公家の装束(束帯)を着用しての流鏑馬で、他には見られない流鏑馬です。

下鴨神社では、境内の糺の森から古墳時代の馬具が出土し、
また『続日本記』には「文武天皇二年(698年)賀茂祭の日に
民衆を集めて騎射を禁ず」とあり、また鳥羽上皇が糺の森の馬場において
流鏑馬をご覧になったことが「中右記」にあります。

明治2年の(1869年)東京遷都祈願行幸以降中断していましたが、
昭和48年下鴨神社式年遷宮の記念行事として復活し、
公卿の流鏑馬の保存を図るため裏千家家元千宗室氏(現・千玄室氏)を会長として
「糺の森流鏑馬保存会」が結成され、毎年行なわれています。

■平成29年5月3日(水)※小雨決行
■受 付: 正午より受付開始 約1000席
■料 金: 1席 2000円 ※葵祭パンフレット付き
■日 程: 午後1時
■本殿祭(本殿に於いて奉告祭を行う)
・午後1時40分: 行列が馬に乗り馬場に入る
・午後2時: 射手が馬に乗り流鏑馬開始
・午後3時: 終了予定
■駐車場: 30分 150円
※流鏑馬神事では、500mの馬場に3ヶ所 的(1尺5寸:45cm)が設けられます。馬から的までの距離は8尺:1m80cmあり、その的を射抜く神事です。5頭の馬が4回走ります。(※馬の調子により変更いたします。)

image_yabusamezu.jpg

下鴨神社 流鏑馬神事


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  1. 2017/05/03(水) 08:00:00|
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城南宮 春の『曲水の宴(きょくすいのうたげ)』  (京都の休日528)


『曲水の宴の図』 京都御所の御常御殿の「杉戸絵」
城南宮 春の『曲水の宴(きょくすいのうたげ)』  (京都の休日528)


 本日、4月29日は、京都 伏見の城南宮で
平安貴族の歌遊びを再現する『曲水の宴(きょくすいのうたげ)』が午後2時からあります。

 庭園を流れる川のほとりで、十二単のお姫様や、狩衣の公家たちが
和歌を詠むという、優雅な行事が見られます。

木漏れ日もやわらかな平安の庭を、ゆるやかに曲がりながら流れる一筋の遣水(やりみず=庭園の小川)。

 色とりどりの狩衣(かりぎぬ)や小袿(こうちき)といった
平安時代の貴族の装束に身を包んだ7名の歌人が遣水の傍らの座に着くと、
川上に控えた水干(すいかん)姿の童子が朱塗りの盃にお神酒を注ぎ、
羽觴(うしょう、おしどりの姿を象った盃台)の背に載せて流します。

琴の音が響く中、歌人はその日の題にちなんで和歌を詠み、短冊に認(したた)めます。
そして、目の前に流れ来る羽觴を取り上げ、盃のお酒をいただくのです。

宴の間には白拍子の舞も静々と披露され、ゆったりと時間が流れる王朝の雅を今に再現しています。

(この日は神苑の拝観料は無料です。有料観覧席はありません。
長椅子が用意されていますので早めにいけば座れます。12時前にいけばリハーサルも見れます。)

曲水の宴 京都城南宮


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  1. 2017/04/29(土) 10:00:00|
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なかなか風流・・・ミニチュア日本庭園にメダカ


なかなか風流・・・ミニチュア日本庭園にメダカ

『BON Style(ボンスタイル)』と呼ばれる「盆栽 + 魚(メダカ)飼育」
中々お洒落で風流だと思いませんか!?

ワタシは、玄関ホールに置きたい一品ですね♪
玄関が心のゆとりと贅沢な空間になっちゃいます。

このサイズだと「メダカ」にとって1番大切な「水」交換もラクだしね。
「水」は、水道水をバケツなどに入れて1~2日寝かせてカルキ抜きをするだけでOK!
水温は「メダカ」の場合、幅があるので春夏秋冬・常温で大丈夫だし・・・・・
「水」交換さえ確りとすれば初心者向きじゃないかなぁ~・・・・・

もしよろしければ、心のゆとりと贅沢な空間をお試しあれ♪

image_Bon_style_002.jpg

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  1. 2017/04/22(土) 08:00:00|
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『十三参り』  (京都の休日526)


『十三参り』  (京都の休日526)

 十三参りとは、数えで13歳になった男女児が氏神様やお寺に参拝し、お祓いを受けるものです。
13歳という年齢は、自分の生まれ干支がちょうど一巡りしてもとの干支に戻る年であり、
最初の厄年に当たります。
また、その年齢の女の子はちょうど体が大人へと変わる頃であり、
体調の変化も大きく、古(いにしえ)より厄年の年齢とされていました。

十三参りは東京ではあまり一般化されていないようですが、
特に京都では(ほとんど京都だけ)七五三と共に大切なお子さんの風習として盛んに行われています。

ちなみに一般的に厄年というと
男性:25歳・42歳・61歳(51歳後厄という考え方も)
女性:19歳・33歳・37歳・61歳

・・・となるようなのですが実は、もう一つの「厄年」がございます。

切りのいい年齢 10歳、20歳、30歳とか、
19歳・28歳・37歳・46歳・55歳・64歳などの、数字を足して『10』になる歳の時には
いつも以上に生活や体に気を付けなければならない「厄年」だそうです。
皆さま、どうかご自愛くださいね。

[京都二十四節気] 清明


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  1. 2017/04/13(木) 09:00:00|
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『春爛漫~花辨當(はなべんとう)』  (京都の休日525)


わたせせいぞう 画
『春爛漫~花辨當(はなべんとう)』  (京都の休日525)


今まさに日本列島は北へ向かって、
ほのかな香りを乗せながら桜色に染め上げて行っていますよね♪

 お弁当・・・むかしは「御辨當」と書いていました。
何でもかんでも簡単便利になって行くことが良いと云うような今日このごろですが、
たまには、凝ったお弁当でも・・・・・といってもキャラ弁ではありません。

刹那にしか楽しめないこの季節だからこそ「粋」に凝りましょう。
「粋人」たるもの、究極は「刹那」「粋」に!・・・・・です。

 むかしから「雛祭り」「花見」「盂蘭盆会」「観月」「紅葉狩り」・・・・・と、
日本ほど お弁当を囲み、季節の彩りを愛でる習慣を持つ国はないでしょう。

 まさに花見の季節♪ 満開の桜の下で「花辨當」の蓋を開ける瞬間の
なんと待ち遠しいことでしょう。

 京都の料亭特製辨當を簡単に紹介しながら
日本列島が桜色に染まるわずかな日々を「粋」に楽しみましょうね♪

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  1. 2017/04/08(土) 08:00:00|
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『宮廷の祝い膳』  (京都の休日524)


『宮廷の祝い膳』  (京都の休日524)

 三月・四月といえば祝い事が多く重なる時期ですね。

「宮廷料理」という言葉には歴史の重みと雅な響きがあります。
宮中のハレの儀式を飾る「有職料理」は、日本料理のルーツです。

 朝廷や宮家等の宮中で行われる節会や宴会などの際の
儀式料理が「有職料理(ゆうそくりょうり)」です。

京都で発祥した料理の流れには、
お寺の「精進」、お茶の「懐石」、一番古くからある「有職」とがあります。

その後各地に広がった精進料理・懐石料理と違い、
宮中の伝統を伝える有職料理は、京都の土地で守り継がれているのが特徴です。

享保七年(西暦一七二二年)から続く「萬亀楼(まんかめろう)」は、
現在の当主が古(いにしえ)の時代の料理やしきたりを今に継承しています。

「有職料理 萬亀楼」は、平安中期宮廷の料理方を務め、
鎌倉期に源頼朝公より姓を賜り、庖丁方を務め以後豊臣秀吉公の命で、
八条ノ宮家、後に京極ノ宮家、有栖川ノ宮家と仕えておりました。

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  1. 2017/03/12(日) 10:00:00|
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『京の流しびな』  (京都の休日523)


『京の流しびな』  (京都の休日523)

 京都では昔から、嵯峨人形、衣裳人形、御所人形、賀茂人形、雛人形と、
さまざまな人形がつくり続けられ、人形文化の中心地です。
それらは今なお、伝統工芸として生き続けています。
そしてこの時期、社寺や博物館ではいろいろな催しが行われます。

その中で京の「桃の節句」の風物詩の一つが下鴨神社の「京の流しびな」です。

 桃の節句の3月3日、子供たちの無病息災を祈る神事「京の流しびな」が
左京区の下鴨神社において営まれます。
 雛まつりは、もともとケガレを雛に託して祓う神事でありましたが、
現在では雛壇におひな様を飾って祝うことが一般的となっています。

 橋殿で十二単(ひとえ)の着物、本物の古式ゆかしい十二単衣の着付の様子をご覧戴けます。
その後、午前11時過ぎより御手洗池前にて祭典が行われ、
境内に流れる御手洗川に宮司さん、束帯姿、十二単姿に扮したカップルや
宮川町の舞妓さんらが「桟俵(さんだわら)」に乗せた紙のひな人形を流して子ども達の無事を祈願します。
古来より続く厄払いや無病息災を祈る行事です。
当日は甘酒の接待などが行われます。

■日時:平成29年3月3日(金曜日)
■場所 下賀茂神社
■主催/京人形商工業協同組合 TEL 075-761-3460
■開催時間
 午前10:20 受付開始100名無料進呈 桟俵(さんだわら)販売(500円、1,000円)
 午前10:30~11:00 十二単衣・束帯着付け
 午前10:30 本殿にてご祈祷
 午前11:10 御手洗池にて祭典
 午前11:30 流し雛の儀
 正午12:00~一般参拝者による流し雛
■入場料 境内無料
■駐車場 あり (30分150円)
■住所 〒606-0807 京都府京都市左京区下賀茂泉川町59
■電話 075-781-0010
■FAX 075-781-4722
■URL http://www.shimogamo-jinja.or.jp/

下鴨神社「京の流しびな」2014年



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  1. 2017/03/03(金) 07:00:00|
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『梅花祭(ばいかさい)』北野天満宮  (京都の休日522)


『梅花祭(ばいかさい)』北野天満宮  (京都の休日522)

 本日2月25日は『梅花祭(ばいかさい)』。御祭神・菅原道真公の祥月命日に行われる祭典です。
道真公が梅の花を愛でたことから、
『梅花御供(ばいかのごく)』を神前にお供えし、祭典が営まれます。
この日境内では梅花祭神事のほか、豊臣秀吉が北野大茶湯を催したことに因んだ
『梅花祭野点大茶湯(ばいかさいのだておおちゃのゆ)』が開かれます。
野点茶席が設けられ、上七軒の芸妓さん・舞妓さんによる野点茶会もあり、
大変な賑わいを見せます。

下記はYouTubeの『梅花祭(ばいかさい)野点(のだて)大茶湯(おおちゃのゆ)』の様子なのですが、
舞妓さん、芸妓さん、女将さんの見分け方が判りますでしょうか?

簡単に見分ける方法は髪型や袖(そで)、帯(おび)などなのですが、
髪の簪(かんざし)等が華やかで季節の花々等を付け(花簪)、振袖で、だらりの帯が「舞妓さん」
髪の簪(かんざし)等がシンプルで目立たなく、留袖に太鼓帯が「芸妓さん」
現代風な和風髪結いをしているのが「女将さん」です。

ちなみに「舞妓さん」の花かんざしの大きさで年季も判ります。
2年程度は、花も飾りも小さいものを数多く飾って「かわいらしさ」をアピールします。
それから舞妓としての経験を重ね、年齢的にも大人になっていくにしたがって、
小さくて「可憐」なものから大きくて「魅力」ある花へと変わっていくのです。

そんな処も観ながら道真公がお詠みになった
「東風(こち)吹かば匂ひおこせよ梅の花 主(あるじ)なしとて春を忘るな」
・・・の通り、梅の花に春を告げられた感覚になる一日を感じて戴ければ幸いです。

『梅花祭野点大茶湯』


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  1. 2017/02/25(土) 08:00:00|
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数寄者『茶飯釜(さはんがま)』の野趣を味わう  (京都の休日521)


数寄者『茶飯釜(さはんがま)』の野趣を味わう  (京都の休日521)

 冬景色も深まり炉の火が恋しい厳寒の季節、
茶席でのおもてなしは温かさがご馳走です。

12月から3月ごろまで、茶の湯では『茶飯釜』が催されます。

我が家では「立春」前後に行う慣わしで、
ところによっては「上巳(じょうし)の節供:桃の節句」に合わせる処もございます。

聞きなれない言葉ですが、『茶飯釜』は茶の湯の巧者、
数寄者(すきしゃ)
が好む茶事といわれています。

 お客様の前に釜を持ち出してご飯を炊くのですから、
親しい間柄の野趣に富んだ茶事といえましょう。

小間の侘びた茶席ならではの、そして厳しい寒さの中でこそ楽しい
一座建立(いちざこんりゅう)なのです。

侘び茶の究極の姿、『茶飯釜』の茶事をご紹介します。

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  1. 2017/02/19(日) 10:00:00|
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『紀元節奉祝祭』  (京都の休日520)


『紀元節奉祝祭』  (京都の休日520)

紀元節奉祝祭 彌榮、彌榮、彌榮

彌榮(いやさか:やさか):「ますます(いっそう)栄える」
ことの意味。
「彌榮を祈る」などとして使う言葉です。
家が栄えると言う縁起の良い言霊が含まれているとされ
ほかには感謝、ねぎらいなど多種多様な意味を持つ言葉です。

ワタシは子供の頃、神社関係のボーイスカウトに所属(9年間)した経験があり、
神社関係のボーイスカウトの集まりには、必ずこの

彌榮、彌榮、彌榮

・・・という言霊が交わされますので親しみがあります。
三回書くのは、三回続けて言うからです。
発音的に申しますと、「いやぁ~さか」・・・っと申します。

 本日は日本国の誕生日ですね。
誰にでも誕生日があるように国にも誕生日があります。
日本国の誕生日は、国史『日本書紀』に、

「辛酉(かのととり)の年春正月、庚辰(かのえたつ)の朔(ついたち)、
天皇橿原(かしはら)の宮に即帝位(あまつひつぎしろしめす)。
是(こ)の歳(とし)を天皇の元年と為(な)す」

───と記されています。

岬打つ風波白し紀元節・・・・・長井東門居
草の根に日のゆきわたる建国日・・・・・三田きえ子
建国日美濃全天に雲はなし・・・・・戸田火耕子


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  1. 2017/02/11(土) 08:00:00|
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『京の冬にお化け!が出没』  (京都の休日519)


『京の冬にお化け!が出没』  (京都の休日519)

2月3日の節分の日に、京都に「お化け」が出没するのをご存知ですか?

しかも出没する時間帯まであります。
まず夕方4時30分ごろからが一番観やすいかと・・・・・
場所は花見小路と四条通りの交差点に立っていれば観れるかと思います。
赤壁の処、喫茶店の「農園」で待って眺めていてもいいですね。

その他、新門前通りや宮川町、上七軒、先斗町などでも観れそうです。

まぁ~この日一日は、夕方から深夜に掛けて花見小路と四条通りの交差点に
立ってさえいれば、必ず観ることが出来るでしょう。

お化けを観てみたいと思う方は是非!

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  1. 2017/02/03(金) 09:00:00|
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『楊枝の御加持と弓引初め』  (京都の休日518)


わたせせいぞう 画
『楊枝の御加持と弓引初め』  (京都の休日518)


 まだまだ寒い日々が続きますね!
・・・っていうか、これからの京都は一段と寒くなります。底冷えに向かって・・・

本日は、新春の襟を正す様な蓮華王院本堂(三十三間堂)
『楊枝(やなぎ)の御加持と弓引初め』をご紹介します。

本日、正月十五日は、とても華やかで、京の冬の風物詩でもある
『楊枝の御加持と弓引初め(やなぎのおかじとゆみひきはじめ)』が催されます。

『楊枝の御加持と弓引初め(やなぎのおかじとゆみひきはじめ)』・・・???
・・・と、思われる方も多いかと思いますが、
毎年ニュースで、その年 成人を迎えた晴れ着姿の女性射手による弓の競射で、
上記の画や、下記動画を観ればご記憶のある方も多いかと思います。

三十三間堂『弓引初め』


Japanese Lesson - Japanese Archery (Kyudo)


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  1. 2017/01/15(日) 12:00:00|
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『京都ゑびす神社(恵比寿神社)』  (京都の休日517)


『京都ゑびす神社(恵比寿神社)』  (京都の休日517)

 関西の一月十日は商売繁盛を祈願するお祭りとして有名な『十日戎』
「商売繁盛で笹持ってこい♪」のお囃子で関西では誰でも知っています。
関西弁で「えべっさん」って言うのですが、
関西の『十日戎』では大阪難波の「今宮戎神社」の「えべっさん」
そして神戸ではゑびす宮総本社の「西宮神社」の「えべっさん」

そして京都では『京都ゑびす神社(恵比寿神社)』で商売繁盛を祈願します。

上記「京都ゑびす神社」「西宮神社」「今宮戎神社」の三社を
「日本三大ゑびす神社」と呼び、商売繁盛の神様として崇められています。

関西の商売人は、昨日の宵戎(よいゑびす)、本日の本戎(ほんゑびす)、
そして明日は、残り福と称します。それぞれみなさん、思いを込めて行くのですが、
宵戎は「先取先取り」を思い、本戎は本筋として、
十一日は、その名の通り、残り物には福がある・・・ってことです。

本来は5日間に渡り行われていて、
8日  招福祭
9日  宵ゑびす祭
10日 ゑびす大祭
11日 のこり福
12日 撤福祭り

・・・となります。

「戎(恵比寿)」様は、「七福神」の中の一神で、
釣り竿と鯛を両手に持って、ほほえんでいる神様です。
遠くの海からやってきて人々をしあわせにする神様だといわれ、
漁業の神、商売繁盛の神、福の神として親しまれています。

この商売繁盛を祈願する「えべっさん」っていうのは
関東方面では馴染みが薄く、知らない人も多いとか・・・。

どちらかというと関東では1月4日の仕事始めの初詣に行く神田明神の「ゑびす様」や、
11月の「酉の市」の鷲掴みが有名ですよね。

でも、東京には"ゑびす神社"が三十社弱ほどありますので、
これを期に一度ご近所の"ゑびす神社"をお調べになって、参拝してみるのも良いかと・・・・・
是非!是非!お勧めいたします。

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  1. 2017/01/10(火) 09:00:00|
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