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二十四節気『大雪(たいせつ)』 【季節の言葉893】 皆さま、おはようございます。
本日12月7日から暦は
『大雪(たいせつ)』です。
『大雪』は
「雪いよいよ降り重ねる折からなれば(雪が激しく降り始める頃)」と云われ、朝夕には池や川に氷を見るようになり、
大地の霜柱を踏むのもこの頃から。山々は雪の衣を纏って冬の姿となる頃です。
12月中旬頃は、七十二候で「熊蟄穴(くまあなにこもる)」時季。
本格的な冬が到来すると、熊は体力の消耗を避けるため、穴の中で冬ごもりをします。
熊だけではありません。他の動物や植物、そして人間も、活動をやめたり、
それぞれの場所にこもるようになります。
その姿は時が止まったかのようですが、木々は冬枯れの中でも花芽をつけ、
動物も活動のエネルギーをため込んでいます。
万葉集で
「冬ごもり」が春の枕詞になっているのは、
寒さに耐え、春にそなえる生き物の姿が、
待ち遠しい春のぬくもりを感じさせたのではないかといわれています。
現代では、年末ぎりぎりに慌ててお正月準備を始める人も多いようですが、
昔は
「事始め」と云って、12月13日から正月準備に取りかかるのが慣わしでした。
お正月は、新年の神様・年神様が降りてきて、
五穀豊穣や
幸運をもたらして下さる大切な日。
年神様をお迎えする準備「正月事始め」は、余裕を持って早めに始められていたのです。
年末の大掃除「すす払い」を始めるのも、この日。
家を清め、年神様をお迎えする大事な行事とされていました。
京都には、今も13日から正月支度を始める慣わしが残っています。
花街では、鏡餅を持って目上の人への挨拶まわりも行われます。
この挨拶まわりが、のちの
「お歳暮」の習慣となりました。
師走の魚と書いて「鰤(ぶり)」などの冬の魚の漁が盛んになり、南天の実が赤く色附く頃・・・・・
街はクリスマスの飾りでにぎやかになる頃ですね。
そして忘年会も活況となる頃・・・先週・今週は忘年会へ出かけた方々も多かったのでは?!
皆さま、時節柄どうかお身体ご自愛くださいませ。
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テーマ:日々の暮らし - ジャンル:ライフ
- 2019/12/07(土) 08:00:00|
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