今宵は「十三夜（栗名月）」 【季節の言葉１０３２】

10月29日。十五夜の片割れを空に見上げてみました。#十三夜 は日本由来の風習で旧暦の9月13日～14日の夜を言います。供えるのは団子ではなく、豆や栗等の秋の味覚。収穫への感謝を捧げる静かな夜です。魔除けのススキを飾り、地球の相方を眺めつつ、我が半身の訪いを待つ。そんな夜が更けていきます。 pic.twitter.com/72uIShnV7l

— サイサイ〈Encyclopedia of Science〉 (@saisaiart) October 28, 2020

今宵は「十三夜（栗名月）」 　【季節の言葉１０３２】

今宵は「十三夜」。
中秋の名月「十五夜」から約1か月後、旧暦9月13日にあたります。

古来、日本ではこの日にもお月見をする習慣があり「後（のち）の月」と呼ばれています。

中秋の名月（十五夜）はもともと中国で行われていた行事が日本に伝来したものですが、
この十三夜の月見は日本独特の風習です。

「豆名月」「栗名月」ともいわれ、月見団子とともに豆や栗をお供えする風習がありました。
月見団子は収穫した米で月に見立ててつくったもので、
今年の収穫を感謝し、来年の豊作を祈願する意味合いが込められていたのです。
十五夜の月見団子は15個、十三夜は13個お供えするのが定番です。
十五夜と対をなすのが十三夜。この２つを合わせて「二夜の月」とよびます。

ちなみに「十五夜」「十三夜（じゅうさんや）」に続くのが
「十日夜（とおかんや）」･･･収穫祭ですね。
「十日夜（とおかんや）」を加えると「三月見」と申します。

この日、田の神が山に帰ると言い伝えられていました。
子どもたちが歌いながら藁でつくった槌（つち）などで地面をたたいて家々をまわり、
菓子や祝儀をもらう風習があったそうです。

「菓子や祝儀をもらう風習」･･･いやそれ「ハロウィン」ですし･････
しかも時期までとても近い♪

ちなみに今年の「十日夜（とおかんや）」
旧暦10月10日は11月24日（火）なのですが、
今では新暦の11月10日に行うことが多いようです。

日本経済では昨日、「かぐや姫（家具屋姫）」が
ようやく月へ帰る決心がついたようで･････

大塚家具 大塚久美子社長が退任へ 本人が申し出 #nhk_news https://t.co/yqM9DFb2Zr

— NHKニュース (@nhk_news) October 28, 2020

「かぐや姫」の　お伽噺（おとぎばなし）同様
めでたしめでたし

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