岡本太郎 『寿』
1月4日(羊日:ようじつ) 【季節の言葉1075】 三が日が終わって、銀行などが仕事を始める日です。
農村や漁村なども、ぽつぽつと仕事始めとなり
「御用始め」の日でもあります。
勿論、株式相場も
『大発会』の日です。
世の中が八割方動き出す日であり、年賀状も減ってきて、
正月気分も徐々に薄らいで行くころでもあります。
鏘然(しょうぜん)と四日のピアノに目覚めたり・・・・・林 翔
美しき女医に診らるる四日かな・・・・・山口善一郎
雀らに四日の布団干しにけり・・・・・吉田鴻司
戸一枚開けて四日の生薬屋・・・・・辻田克巳「太陽の塔」や「芸術は爆発だ」のフレーズで有名な
「岡本太郎」氏。
実は「書家」としても有名で、絵画的な書の数々は、
一度見たら忘れられない味わい深い書です。
日本人って昔々から芸術の見方に対して変わっていないんですね。
庶民は、唯々自分の気に入ったモノを・・・・・
富裕層は「高価」なモノを追い求めます。日本の富裕層のほとんどは
「値段」で「価値」を計るんですね。
江戸時代の富裕層のほとんどは「中国(明・清)」の絵画をありがたがりました。
一方、江戸時代の庶民は
「浮世絵」を好みました。
・・・で結果、後世に残ったのは
「浮世絵」で、
「中国(明・清)」時代の日本に現存する絵画のほとんどは
今では二束三文です。
今の世も似たようなモノでしょう。
自分の目で判断できません。
結局、
「値段」で「価値」を判断しているんですね。
これが「日産ゴーン逃亡」を生む結果となるんです。
一体、どう繋がるんだ???・・・って思われるでしょうが、
ワタシから観ると同じなんですね。
要は
「目利き」=「価値判断」です。
人も芸術も、ひとえに
「目利き」にかかってます。
日本の官僚や司法・・・これって基本、東大法学部村でしょう。
秀才馬鹿の集まりなんですよ。
「目利き」が、まったくと言って良いほどできない。
まぁ~また時間があるときにでも詳しくブログで書くけど
ただ・・・これだけは覚えて置いてくださいね。
カネを稼ぐのに「教養(教育じゃないですよ。)」&「目利き」は必要ないけれど
カネを使う時には「教養」&「目利き」が必ず必要となるんですよ。
それと、AI(人口知能)には絶対に「目利き」はできません。
勿論、どれだけディープ・ランニングをしたとしても・・・・・
テレビ番組の「目利き」じゃなく、
本物の「目利き」を理解している人なら、この意味が分かるはず。
今はまだ大丈夫だけれども、
もし世の中が動乱期になると
外国勢力との付き合い(つばぜりあい)などが起き
様々な要因が重なり合い
価値観が、かく乱することが必ず起きるんだよね。
するとどっち向いていいんだか
分からなくなっちゃうでしょ!
価値判断が、できなくなっちゃう。
その良い例が第2次世界大戦で米国と戦ったことなんですね。
あんな国力の違う国と戦うなんて正気の沙汰ではありません。
なのに引くに引けぬ処まで行き着いたのは
「目利き」=「価値判断」できる人たちが
当時の官僚や軍部の幹部にいなかった証明なんですね。
当時の官僚や軍部の幹部って、ほぼ帝大出身者でしょう。
要は秀才馬鹿の集まりだったんですよ。
「目利き」が、まったくと言って良いほどできない。
あの当時でスラ・・・です。
動乱の世となれば、
何が唯一の頼みか?!
カネですか?
権力ですか?
カネも権力も、すべて歴史が繰り返し既に証明して来てくれているじゃない。
動乱の世となれば、唯一の頼みが
「目利き」=「価値判断」なんですよ。
コレ! 覚えて置いて損はないです。
「いいかい、怖かったら怖いほど、逆にそこに飛び込むんだ。」 by 岡本太郎
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テーマ:日々の暮らし - ジャンル:ライフ
- 2021/01/04(月) 07:00:00|
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