新年竟宴祭(しんねんきょうえんさい)舞楽奉納
1月5日(牛日:ぎゅうじつ) 【季節の言葉1076】 一月五日ともなると、ほとんど正月気分が薄らいできますが、
昔は一月五日に宮中で
叙位(じょい)が行われていました。
水仙にかかる埃(ほこり)も五日かな・・・・・松本たかし・・・のように、何気ないものに、ふっと
松の内の感慨を覚えます。
荏柄(えがら)天神五日の雪をちらしたる・・・・・星野麥丘人
五日夜の雪踏んでゆく神詣・・・・・石井 保(たから)・・・ということで、一月五日に行われる行事の一部をご紹介します。
上賀茂神社 舞楽奉納 1/2上賀茂神社 舞楽奉納 2/2興味のある方は、下記の「続きを読む」をクリック!いつもご訪問ありがとうございます。
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『五日戎(いつかえびす)』
奈良の"戎さん"(えべっさん)は五日です。
奈良県奈良市南市町にある"事代主命(ことしろぬしのみこと)"を祀る
南市恵比須神社は、市場の守護神であり、この神社の初戎のことです。
この日の参道ではお守り、俵、金袋などを付けた福笹(吉兆笹)や籠、熊手等が売っています。
『上賀茂神社・新年竟宴祭(しんねんきょうえんさい)』 上賀茂神社は、正式名を賀茂別雷(かもべつわけいがづち)神社といい、
雷(いかづち)の力であらゆる災難を取り除くことから「厄除け」、
鬼門の守り神ということから「方除け」に御利益大です。
『新年竟宴祭』は、鎌倉時代から伝承されてきたもので、
新年の祭事の締めくくりにあたるもの。
(早朝)新年の儀の祭典は新年の諸神事が無事とどこおりなく終わったことを祭神に報告し、饗食を供えるもの。
(夕刻)引き続いて平安雅楽会による舞楽が橋殿にて奉納されます。
『稲荷大社大山祭』(注連張神事) 京都市伏見区にある伏見稲荷大社の祭事。
神職が稲荷山御膳谷に登り、七十枚の斎土器(俗に耳土器ともいう)に
中汲み酒(濁酒のうわずみとよどみの中間を汲んだもの)を注ぐ。
かつては、これを参拝者が奪い合ったが怪我人が多く、現在は禁止されています。
土器を得れば商売繁盛のほか良い酒ができるとされ、酒造関係の参拝者が事の他多いです。
楽人を随(したが)へ谷へ大山祭・・・・・金久美智子
大山祭験(しるし)由々しき杉の香に・・・・・尾池葉子
土器(かわらけ)を受けて杜氏や大山祭・・・・・柴田靖子『八千枚大護摩供 (はっせんまいおおごまく)』修学院離宮にほど近い天台宗の赤山禅院(せきざんぜんいん)は延暦寺の別院。
慈覚大師円仁の遺命により888(仁和4)年、天台座主・安慧(あんね)が創建。
本尊は天台守護神の「赤山明神」。
これは陰陽道の祖である中国の泰山府君(たいざんふくん)のことで商売繁盛の神様。
1月5日に行なわれる『八千枚大護摩供』(はっせんまいおおごまく)は、
本殿前の鳥居にかかる「正環念珠の輪」をくぐり、
一年間の方除け、家内安全、心願成就、延寿福楽を祈念する行事です。
護摩修法は比叡山の千日回峰行を修めた阿闍梨(あじゃり)が執り行ない、
人間の煩悩を焼き尽くし災いを除き幸せを招くため、
参詣者の願いを込めた護摩木8000枚が焚き上げられます。
『坂部(さかんべ)の冬祭』(霜月神楽)(1月4~5日) 長野県天龍村神原の坂部地区にある諏訪神社の祭礼です。
近隣の向方、大河内などでも行われていますが、形態が多少異なります。
基本的な形は湯立て神楽で、炉をきって湯釜を据え、その周囲で夜を徹して
様々な神楽が演じられます。神子(祭りを司る地元の方々)は一昼夜以上不眠で、
クライマックスの火伏せの舞を迎えます。
元来は霜月(陰暦十一月)の行事で、明治以前は十二月二十六日に行われていました。
星連れて霜月神楽更けにけり・・・・・矢島渚男いつもご訪問ありがとうございます。
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テーマ:日々の暮らし - ジャンル:ライフ
- 2021/01/05(火) 07:00:00|
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