七十二候【水沢腹堅(さわみずこおりつめる)】 【季節の言葉1092】おはようございます。
今日から、七十二候の
「水沢腹堅」(さわみずこおりつめる)
「水沢腹堅」は、大寒の次候で、
(すいたくふくけん)(すいたくあつくかたし)とも読みます。
厳しい寒さで沢の水が氷となり、厚く張りつめる頃。
この時期に、一年での最低気温の記録がでることが多く、
氷点下に達する地域も多くみられます。
「水」が凍ると
「氷」ですが、
「海、湖、池、沼、河川など」が凍ることを
「結氷」と言います。
「河川」が凍ると
「凍河」ともいい、
沢の水どころか
滝まで凍ってしまうと
「氷瀑(ひょうばく)」となります。
「湖」が凍って山脈のように盛り上がると
「御神渡り(おみわたり)」とよばれます。
この時期にイメージするのは
「わかさぎ(公魚)釣り」ですよね。
「わかさぎ(公魚)」の天ぷらや「わかさぎ(公魚)」の南蛮漬けなんかはワタシの大好物です。
・・・っていうか昨日の夕食の一品でした♪ (やはりワタシは食べることばっか。)
漢字で
「公魚(わかさぎ)」と書くのは、
かつての常陸国麻生藩が、徳川11代将軍徳川家斉に年貢として霞ヶ浦のワカサギを納め、
公儀御用魚とされたことに由来するんですね。
この時期、
茶道では
「暁の茶事」や
「夜咄の茶事」が行われます。
「暁の茶事」は極寒の季節の夜明けを楽しむための茶事で、朝5時頃から始められます。
茶事の途中で、窓を開けて夜が開け始める頃の光を楽しみます。
「夜咄の茶事」は夕暮れ時の午後5時から6時の間に始められます。
温かみのある手燭や行灯などの明かりを楽しむのが夜咄の茶事の特徴です。
そのような寒い時期ですが、
木蓮の花芽が膨らんできたり、梅の花が咲き始めているのも見かけます。
土用期間中の今は、表面的には真冬ですが、
地中深くでは、春の準備が着々と進んでいるんですね。
寒の土用が終われば、
春!
「立春」です。
春に向けて、いまのうちに心も体も運勢も!
コンディションを整えておきましょうね。
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テーマ:日々の暮らし - ジャンル:ライフ
- 2021/01/25(月) 07:00:00|
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