京都 大原 三千院 『わらべ地蔵』
小正月(こしょうがつ) 【季節の言葉1247】 小正月は別名、
望正月(もちしょうがつ)、望年(もちどし)、
若年(わかどし)、若正月(わかしょうがつ)、二番正月、小年(こどし)、
花正月、女正月(おんなしょうがつ)とも呼ばれています。
女正月(おんなしょうがつ)は、元旦から七日までを男正月と呼ぶのに対して・・・・・
・・・という説と、松の内を多忙に過ごす女性たちが、
十五日を年礼の始めとしたので女正月と呼ぶ説とがあります。
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このお正月、今では元旦のお正月(大正月・おおしょうがつ)ばかりが盛大にお祝いされていますが、
元来は一月十五日の
小正月(こしょうがつ)の方が重んじられ、
人々は色々なお祝いごとや慣わしごとを大切に守り伝えてきました。
小正月は、まず七日の七草がゆをお祝いする「七日正月」(なのかしょうがつ)ではじまり、
十五日の
「小豆正月」(あずきしょうがつ)を中心に、
二十日の
「骨正月」(ほねしょうがつ)まで続く一連のお祀りごとの総称です。
この時期はワタシの子供の時分、独特な香りがあったんですね。
ジメッとした雪の香りと何やら古い香りと・・・何とも言えない凛とした香りがあって、
そう、お線香では無く、お香の香りなんかが混ざっていて・・・・・
当時の子供心に今でもピリッとした感覚が残っています。
多分・・・
「初釜」や
「生け花の初稽古」などで
我が家ではお客様などの往来も非常に多く、
そういったことも関係しているのかも知れませんね。
古来の人々の暮らしは、太陰暦で日を数えていた昔から、
月の満ち欠けと密に結びついていて、
月の細くて暗い朔日(ついたち)の大正月よりも、
満月に照らし出される
小正月に
「お正月様(新年)が来られた」・・・との想いを強く感じ取っていたようです。
そして、上弦の月の夜にあたる七日は、
新月からはじまった大正月の終わりの日であると共に、
満月に向かって輝きを増していく小正月の始まりの日とされ、
色々な祭礼を催して、月の復活と新生を祝いました。
京都の小正月では
『小豆粥』を食す風習があり、
小豆の赤は邪気を払い万病を防ぐと言われています。
『小豆粥』は、七草粥とともに無病息災を願うものですが、
年末年始のご馳走で疲れ気味の胃腸にはちょうど良いのかもしれません。
・・・ということで、我が家では
小正月に
おぜんざい!
この日に京都・大原の三千院では
「左義長(さぎちょう)」がおこなわれています。
別名「お焚き上げ」ともいわれるこの行事は、正月の注連縄や松飾り、
古い御札、お守りなどの焚き上げがおこなわれます。
焚き上げが終わったら、仏さまにお供えしていた鏡餅を開き、
厄除けの「おぜんざい」が参拝者に振舞われます。
みなさんは元々、1月15日は単に「成人式」と思っていたでしょ。
1月15日=「成人式」のルーツは戦後なのです。たかだか70数年ほどの歴史です。
しかし
正月十五日の小正月は、古来から非常に大切な日本の節目の一つだったのです。
しかし残念ながら戦後の米GHQの日本教育のせいで完全に骨抜きにされ、
余りにも何も知らない無知な政治家が溢れた結果が現在の姿であり、
それが何も知らない若者に受け継がれ
「今や日本は日本人だけのものでは無い」・・・・・
と言われる元総理が出現するような日本へとなったのです。
いとほしく、かなしと思しつる
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テーマ:日々の暮らし - ジャンル:ライフ
- 2022/01/15(土) 09:00:00|
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