『上元(じょうげん)』 【季節の言葉1248】
『上元(じょうげん)』を、「しょんがん」とも読まれることがあり、
そのほか、
元宵祭(げんしょうさい)、元宵節、元宵、上元会、
上元の日、元夕(げんせき)、祈福祭、蝋燭替(ろうそくかえ)ともよびます。
『上元(じょうげん)』は、正月十五日を指します。
七月十五日の
「中元」、十月十五日の
「下元」と合わせて
『三元』と称する
節会(せちえ)。
尚、我が国では、日頃お世話になった人に、年二回贈物をする風習があり、
年末の贈物を
歳暮(年の暮の意味)と云いますが、夏の贈物を
中元と云います。
この中元の名はこの三元説の中元に基づくものです。(中元の贈物は盆礼とも云う)
◇「上元」正月十五日
神 :賜福大帝・天官大帝
官職:上元一品天官
化身:堯(ぎょう)姓は伊祁(いき)、名は放勲(ほうくん)
神徳:賜福(福を与える)
◇「中元」七月十五日
神 :赦罪大帝・地官大帝
官職:中元二品地官
化身:舜(しゅん)姓は姚(よう)、名は重華(ちょうか)
神徳:赦罪(罪を赦す)
◇「下元」十月十五日
神 :解厄大帝・水官大帝
官職:下元三品水官
化身:禹(う)姓は姒(じ)、名は、文命(ぶんめい)
神徳:解厄(厄を祓う)
『三元』を司る三神を三官大帝といいます。
三官大帝は龍王の3人の娘と人間の陳子椿とのあいだに生まれた龍王の孫です。
彼らの誕生日が『三元』として祝われるようになりました。
『三元』は1年を3等分ではなく、2:1:1(6ヶ月・3ヶ月・3ヶ月)に分けています。
いずれの日も15日、つまりほぼ
満月です。
一仏の寂(じゃく)を犯さず上元会・・・・・下村ひろし
請ひ得てし竃神護符(そうしんごふ)や上元会・・・・・田中田士英
上元の朱?の金字?(ほ)をふくむ・・・・・朝永律朗
上元の蒸籠(せいろう)路地をせばめ噴く・・・・・熊丸淑子 本日は
「上元」正月十五日。
「上元」の日は
『賜福(福を与える)』という神徳があるそうなので、
皆さまにも多くの
『福』がありますように♪
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テーマ:日々の暮らし - ジャンル:ライフ
- 2022/01/15(土) 11:00:00|
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