わたせせいぞう 画
七十二候【黄鶯睍睆(うぐいす なく)】 【季節の言葉1261】本日、2月9日からは七十二候の
「黄鶯睍睆(うぐいすなく)」です。
山里で
鴬(うぐいす)が鳴き始める頃。
春の訪れを告げる
鴬(うぐいす)は
「春告鳥(はるつげどり)」とも呼ばれます。
「ホーホケキョ」というさえずりが聞こえ始めるのがこの時期なのですね。
「睍睆(けんかん)」とは鳴き声の良いという意味で、
その美しい音色からウグイスは、オオルリ、コマドリとともに
日本三鳴鳥に数えられています。
そんな鴬(うぐいす)の鳴き声は、気象庁により
「生物季節観測」の対象のひとつとして観測されています。
何やら難しいものに思えますが、
よく知られている
「桜の開花日」もその一つです。
気象庁が植物や鳥、昆虫などの開花日や初鳴きの日を観測し、
季節の推移の目安として発表するもので、
鶯の初鳴きは春の到来の目安となるのです。
九州や四国地方の一部で鶯の初鳴きが始まるのは例年2月下旬で、
4月下旬に北海道に到達。鶯の初鳴きとともに、
およそ2ヶ月かけて日本列島はどんどんと春めいていくのです。
さて、今年はいつそのさえずりが聞こえるでしょうか?
「ホーホケキョ」が聞こえれば、もう
春です。
ちなみに
「うぐいすの初鳴日 前線マップ(リアルタイム/過去)」 (ココをクリック)というのがあって、
これで過去7年間の各地の鶯の初鳴きが判ります。
「梅に鶯」とよくいいますが、
梅の花も早春一番に開花するおめでたい花。
実際に梅の木にとまる鶯色の鳥は
「メジロ」だそうですが、
春の到来を表すおめでたい梅と、春の訪れを告げる鶯の
取り合わせは人々の理想のイメージで、
「取り合わせが良いふたつのもの
美しく調和するもののたとえ」として親しまれてきました。
冬の庭の
「椿(つばき)」の蜜を求め、
我が家の庭で遊んでいるほとんどは
「メジロ」ですね。
もうすぐしたら今年も
「鴬(うぐいす)」が来て
春の訪れを告げてくれそうですね♪
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テーマ:日々の暮らし - ジャンル:ライフ
- 2022/02/09(水) 07:00:00|
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