『梅花祭(ばいかさい)』北野天満宮 (京都の休日736) 本日2月25日は
『梅花祭(ばいかさい)』御祭神・菅原道真公の祥月命日に行われる祭典です。
道真公が梅の花を愛でたことから、
『梅花御供(ばいかのごく)』を神前にお供えし、祭典が営まれます。
この日境内では梅花祭神事のほか、豊臣秀吉が北野大茶湯を催したことに因んだ
『梅花祭野点大茶湯(ばいかさいのだておおちゃのゆ)』が開かれます。
野点茶席が設けられ、上七軒の芸妓さん・舞妓さんによる野点茶会もあり、
大変な賑わいを見せます。
下記はYouTubeの『梅花祭(ばいかさい)野点(のだて)大茶湯(おおちゃのゆ)』の様子なのですが、
舞妓さん、芸妓さん、女将さんの見分け方が判りますでしょうか?
簡単に見分ける方法は髪型や袖(そで)、帯(おび)などなのですが、
髪の簪(かんざし)等が華やかで季節の花々等を付け(花簪)、振袖で、だらりの帯が「舞妓さん」。
髪の簪(かんざし)等がシンプルで目立たなく、留袖に太鼓帯が「芸妓さん」。
現代風な和風髪結いをしているのが「女将さん」です。
ちなみに「舞妓さん」の花かんざしの大きさで年季も判かります。
2年程度は、花も飾りも小さいものを数多く飾って「かわいらしさ」をアピールします。
それから舞妓としての経験を重ね、年齢的にも大人になっていくにしたがって、
小さくて「可憐」なものから大きくて「魅力」ある花へと変わっていくのです。
そんな処も観ながら
道真公がお詠みになった
「東風(こち)吹かば匂ひおこせよ梅の花 主(あるじ)なしとて春を忘るな」・・・の通り、梅の花に春を告げられた感覚になる一日を感じて戴ければ幸いです。
『梅花祭野点大茶湯』いつもご訪問ありがとうございます。
皆様の“ポチッ♪”っとが励みになります(^^)
キーボード左下の【 Ctrl 】を押しながらポチッ♪ よろしくお願いします。
人気ブログランキング
- 関連記事
-
スポンサーサイト
テーマ:日々の暮らし - ジャンル:ライフ
- 2022/02/25(金) 08:12:59|
- 京都の休日
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0