米国株式市場=大幅高、想定以上の利上げ巡る懸念後退
[ニューヨーク 15日 ロイター] - 米国株式市場は大幅高で取引を終えた。
米連邦準備理事会(FRB)が想定以上の利上げを決定するとの懸念が後退したほか、
好調な企業決算や堅調な経済指標が寄与した。
主要3株価指数はいずれも堅調。米金融大手シティグループ決算の減益幅が予想より小幅だったことを受け、金融が上げを主導した。
JPモルガンとモルガン・スタンレーの減益決算を受け売りが先行した前日とは対照的な動きとなった。
S&P総合500種とダウ工業株30種平均は6日ぶりに反発。ただ、週間では3指数とも下落した。
CFRAリサーチのチーフ投資ストラテジスト、サム・ストボール氏は
「株価はなお下降トレンドラインを下回っている」と指摘。「1日だけでは新たなトレンドは作られない」と述べた。
13日に発表された6月の米消費者物価指数(CPI)が前年同月比で
1981年11月以来40年超ぶりの大幅な伸びとなったことで、
100bp利上げの観測が高まったが、その後、75bp利上げを示唆するFRB当局者の発言を受け、
過度な利上げ懸念が後退した。
15日に発表された経済指標では、6月米小売売上高が予想を上回ったほか、
7月のミシガン大消費者信頼感指数も上昇。消費者のインフレ期待は低下したうえ、6月輸入物価は鈍化した。
インガルズ&スナイダーのシニアポートフォリオストラテジスト、ティム・グリスキー氏は
「今の経済指標には一貫性がなく、ポジティブだったりネガティブだったりするが、
これは今が転換期であることを示唆している」とした。(続きは上記リンク先へ)
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最後の部分・・・・・
インガルズ&スナイダーのシニアポートフォリオストラテジスト、ティム・グリスキー氏は
「今の経済指標には一貫性がなく、ポジティブだったりネガティブだったりするが、
これは今が転換期であることを示唆している」とした。そうですね、ワタシも一旦の
「今が転換期」だと考えています。
幾つか理由はあるのですが、
まず最初に、
つい最近・・・このあいだまで原油価格は上昇している。
金利は上がっている。
ドルも上がっている。それでも上記記事では
「好調な企業決算や堅調な経済指標が寄与した。」米国経済は堅調に推移しているというワケです。
よく考えてみてくださいね。
もう一度書きます。
原油価格は上昇している。
金利は上がっている。
ドルも上がっている。
その中において米国経済は堅調に推移している。原油価格の上昇・・・は、一般的に物価上昇は
企業利益にマイナスの影響を及ぼします。
原材料費が高くなる一方で、それを売値に転嫁すると売れなくなる。
金利が上がれば住宅などの高額商品は売れにくく成る。
実際に米住宅販売戸数は戸数減になって来ています。
ドルの上昇も米国企業の海外での収益を減らす。
ついこのあいだの“iPhone”の値上げが良い例です。
収益を圧迫するから値上げに踏み切らずを得ない。
なのに
その中において米国経済は堅調に推移している。原油と金利とドルがこれだけ上がった状況下では
歴史的には次の年の企業利益は35%下がる。
しかしウォール街のアナリストの企業利益の予想の平均では
18%増加となっていました。
4月の米国の決算で“
Netflix(ネットフリックス)ショック”
・・・というのがあったでしょう。
“
Netflix(ネットフリックス)”の決算が悪かったのは
インフレで生活が厳しくなった米国の消費者が
娯楽から削り始めていることの証左なんですよ。
米株のバブル崩壊は既に皆が認める所でしょう。
バブル崩壊とは、6ヶ月や1年で終わることはありません。
非常に短くても最低2年以上の長丁場です。
天井は、まだ今年初めです。
ならば最低でも2023年終わり以降まで続くということです。
現在はまだ
「現実と市場予想の乖離」が著しい状態です。
では現在の米株の
「立ち位置」を
明日か明後日にでも書いてみます。
近視眼的に観るとまた
違った景色が見えてきます。
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テーマ:つぶやき - ジャンル:株式・投資・マネー
- 2022/07/16(土) 09:00:00|
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