ジョージ・ソロス「仕掛けの手口」日本株売り決断の理由とは?=藤ノ井俊樹 MONEY VOICE 2016/02/23
http://www.mag2.com/p/money/7501今回の世界同時株安の仕掛け人として、かつて英イングランド銀行との対決にも勝利したジョージ・ソロス氏の巨額資金を運用するソロス・ファンド・マネジメントなど、世界的に名の知れたヘッジファンドが浮上しています。彼らはどんな点に目をつけ、円買い・日本株売り攻撃を仕掛けたのでしょうか?
今回の株安で+30%の利益?ジョージ・ソロスの着眼点とは
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■巨大ファンドの「一発逆転、一人勝ち」1月から続いている世界的な株式相場の動揺…。
日本市場に限っていえば、史上初めてのマイナス金利導入という、大ヒットアニメ「宇宙戦艦ヤマト」の“波動砲”級の威力がある黒田バズーカ第3弾をもってしても、年初来▲20%以上も売り込まれるくらいなので、ダメージはけっして小さくないと言えそうです。
もっとも今回は第2弾のような直接攻撃ではなく、効果のほどが不透明な賭けだったかに見えます。
成功するか否かはもうしばらく作戦行動を見守る必要があるのでしょうが、まだ大和の国には財政出動とマイナス金利幅拡大、直接介入額増額といった手段が残されているとはいえ、あまり時間をかけすぎるのも、どうかと思いますね。さて、ここにきて、どんなヘッジファンドがどんな点に目をつけて、今回の世界同時株安を仕掛けたのかが分かってきました。
もちろん、情報が全て開示されるわけではありませんので、あくまでも“噂の域”を出ないことをあらかじめ断わっておきますが…。
今回の仕掛け人は世界的に名の知れたヘッジファンドが浮かんできています。いったいそれはどこか?
英イングランド銀行との対決も勝利した、あの伝説のジョージ・ソロス氏の巨額資金を運用しているソロス・ファンド・マネジメント。そして、欧州最大級の英国のブレバン・ハワード・アセット・マネジメントなど、為替の動向などをうまく利用して運用しているヘッジファンド会社たちです。
現在のところ、この短期間で運用額のおよそ30%もの利益を得ているらしいともっぱらの噂です。
要するに、これら巨大ファンドらの一人勝ちの様相というわけです。
つまり、このことが今なお“噂の域”というだけに、
今回の世界的な株式市場の急落は多くの投資家が予想していなかった事態というわけです。
ブレバン・ハワード・アセット・マネジメントは、ここ1~2年運用に苦しんでいたので、一発逆転といったところでしょう。
■ソロスやハワードは何に着目して日本株売りを仕掛けたか?これらの利益を得たヘッジファンドの視点は、このようなもの。
中国の景気はどうもまだまだ悪い。
2015年は米ドルが他通貨に対し、最も上昇している。
中国人民元相場は、基本的に米ドルと連動しているので、人民元相場は、中国の景気が悪いにも関わらず上昇。
中国の輸出が大打撃を受けて減少しているので、いずれは人民元レートを切り下げなくてはならない時期が来るだろう。
そうなると中国以外でどこの国が最も影響を受けるだろうか?米国か?ドイツか?日本なのか…?間違いなく、日本だ!
こういった連想で、日本の株式相場は割高になっている。また日経平均株価は、ここ数年ドル/円相場との連動性が高い。
簡単にいえば、
◾ドル買い・円売りが進めば、日経平均株価が上昇しやすく、
◾ドル売り・円買いが進めば、日経平均株価が下落しやすい。
反対に、
◾日経平均株価が上昇すれば、ドル買い・円売りが進みやすく、
◾日経平均株価が下落すれば、ドル買い・円売りが進みやすい。
日本市場に限ってみれば、こうしたロジックが基本にあって、年初から一貫したドル売り・円買い攻撃と、日本株式売り攻撃の両方で狙われたようです。
特に、WTI原油先物相場が下落しているなか、産油国による値下がりした原油売上の穴埋めのため、株式投資資金の回収をする動きがあるなかで、絶好のタイミングを計って行われたというのです。■単に「日本株だから」と連れ安した内需銘柄に勝機あり?ここから見えてくるのは、今回の日本株売りは、日本の株式相場全体を観る中で行われているという点。
個別企業の業績の良し悪しではなく、中国景気の悪化をイメージしたことが発端です。
ですから、貿易を行っていない内需関連の日本企業にとっては業績や見通しに関係なく、単に日本株だからということで、売られている銘柄が多々あるということです。
銘柄選びの基本は、将来の業績期待です。企業が抱える将来像と業績の裏付けがある日本企業は、嵐が過ぎ去った後には、芽を出すのが早いものです。
あとひと月もすれば、日本では桜が咲き始める時期。日本市場もどの銘柄の花が咲き始めるかを、見定める時期にきています。株価の天井と底値で売買できることなど偶然以外ほとんどありません。そればかりを狙っているとリスクは軽減できるかもしれませんが、買いそびれ、売りそびれも多発してしまいます。
例えば、巧妙に送り付けられる迷惑メールを全て拒否しようとしたことで、重要な情報メールまで届かなくなってしまうこともあります。
要するに、自分の投資スタンスにどれだけの許容度を持たせるかです。ヘッジファンドの動きに惑わされることなく基本に忠実に行きたいですね。
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「株価の天井と底値で売買できることなど偶然以外ほとんどありません。」なんだ・・・ワタシが毎度、天井と底値で売買しているのは
「偶然」だったのか?!
知らなかった。 それにしては昔からずっと
「偶然」が重なっているんだけれども、これ如何に?!
・・・で、上記記事なんだけれども、下記リンクでワタシが言ってたことだよね。
「バフェット指標」では昨年夏から日本株は割高 世界経済の「最悪のシナリオ」も想定すべし! - 2016/02/21(日) 10:00 (ココをクリック)・・・で、上記記事では答えが、
簡単にいえば、
◾ドル買い・円売りが進めば、日経平均株価が上昇しやすく、
◾ドル売り・円買いが進めば、日経平均株価が下落しやすい。
反対に、
◾日経平均株価が上昇すれば、ドル買い・円売りが進みやすく、
◾日経平均株価が下落すれば、ドル買い・円売りが進みやすい。
日本市場に限ってみれば、こうしたロジックが基本にあって、年初から一貫したドル売り・円買い攻撃と、日本株式売り攻撃の両方で狙われたようです。
特に、WTI原油先物相場が下落しているなか、産油国による値下がりした原油売上の穴埋めのため、株式投資資金の回収をする動きがあるなかで、絶好のタイミングを計って行われたというのです。・・・なんじゃそりゃ!
こんなことは、相場をしている者からしたら誰もが理解している当然の内容で、何ら答えにはなっていない。
しかも
「絶好のタイミング」って何なのよ! もう既にお笑い芸人の世界に突入しているんだけれども・・・・・
ドル円売買の基本は月足の「20か月移動平均線」なのよ。
「20か月移動平均線」を超えて騰がれば(円安)段々とヘッジで円買いが増えて行き、
「20か月移動平均線」を割れば(円高)円買いが増して増えて行くというもの。
円が125.81円で天井を着けたから売り仕掛けただけだよね。
ドル円の月足や年足を観れば一目瞭然なんだよ。
ただ単に
トレンドとサイクルをテクニカルで見計らっただけ。
それだけのことなんだよ。
だからドル円の年足の上下逆バージョンで観れば今後、遠い将来のドル円の予測も可能だよ。
但し、それが分かると下記リンクの意味も分かって来るかもしれないね。
唖然!マイナス金利を嫌う銀行のあきれた「やり口」~既得権益を守り、年2200億円の“小遣い”を稼ぐ - 2016/02/22(月) 11:00 (ココをクリック)もし理解できたら、それはアナタの将来の備えにとって、とても素晴らしいこと。
「成功するか否かはもうしばらく作戦行動を見守る必要があるのでしょうが、まだ大和の国には財政出動とマイナス金利幅拡大、直接介入額増額といった手段が残されているとはいえ、あまり時間をかけすぎるのも、どうかと思いますね。」・・・って上記記事で言っていますが、これはその通り。
・・・で、3月には
「財政出動」があるでしょうね。
その場合、毎度の おかしなタイミングだけは止めてくれ。
もうひと押し必要な場面でするんだよなぁ~・・・先走りばかり・・・どこの童貞野郎だよ!
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テーマ:つぶやき - ジャンル:株式・投資・マネー
- 2016/02/23(火) 15:00:00|
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