公明訪中団と中連部幹部の会談中止 「都合悪くなった」産経新聞 2013/09/04/ 20:55
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130904/stt13090420560006-n1.htm 公明党は4日、谷合正明参院議員ら若手議員の訪中団が同日、北京で予定していた中国共産党中央対外連絡部(中連部)の王家瑞部長ら幹部との会談が中止になったと発表した。公明党によると、中連部側が同日になって突然「都合が悪い」と会談中止を伝達してきたといい、具体的な理由は明らかにされていないという。
訪中団は谷合氏ら5人。6日までの滞在期間中に会談が実現するよう調整しているが、メドは立っていない。
菅義偉官房長官は4日の記者会見で、中連部の突然の会談中止について「安倍晋三政権は常に対話のドアはオープンだ。中国が大事な隣国であるとの考え方は変わっていない」と述べた。
訪中団は公明党の山口那津男代表が1月に訪中した際、若手議員による訪中団を提案。中連部が招待する形で実現した。
日本の国会議員連中・・・っていうか、「党」でもよいけれども、
確りとした「頭脳集団(ブレイン)」みたいな組織は無いのかね。
中国との関係修復を行いたいのは解る。
よく解るけれども、相手は交渉に対して百戦錬磨の中国だぜ。
そのままストレートでは、流石に芸が無いというか、馬鹿丸出しだろう。
別に公明党を馬鹿にしているワケでは無い。全ての党の国会議員に対して馬鹿にしているだけ。
現在の世界の状況を見渡せば、どのように中国を揺さぶって
日本の思惑通りに会談など交渉に結び付けて行くか?・・・なんて簡単に判るだろう。
まず現在、米国とロシアの関係は近年にないほど険悪な状況です。
例えばシリアの件や、元CIA職員の件で・・・・・
そして先ほどのバンカメの記事でも判る通り、米国と中国との間にも溝が大きくなりつつあります。
米国と中国は、2強国と呼ばれるほどの大国なのですから、今の状況を観ても
米国が中国包囲網を形成している事は明らかです。
日本・インド・オーストラリア等々で中国包囲網を形成していますよね。
実はTPPも、そういった安保的な色彩が強いのです。
そんな中、韓国が中国マンセーっていうか、中国の言いなりとなって
韓国が日本に対して揺さぶりをかけてくるから
時代の潮流からハズれ、韓国政府は何も理解していないとワタシが云うのです。
だから韓国はTPPすらスルーされて外されているでしょう。
まぁ~韓国へ肩入れしているのは中国だけじゃ無いんですけれどもね。
毎度、両方に金を貸して、両方を焚き付けて、両方から儲ける輩がいるでしょう。
・・・で、ここでロシアが中国へ肩入れすれば、結構たいへんな事になるのですが、
上手にロシアをこちら側へ引き込めば、完全な中国包囲網の完成なのです。
これは日米共に理解している案件です。
しかし上記の通り、現在では米国とロシアの関係は最悪です。
そこで日本が外交や経済協力等でロシアとの関係を徹底的に密にして行けば、
中国には脅威となる揺さぶりを掛けることが出来るのです。
日本サイドから徹底的にロシアへラブコールを送り続けるのです。
それだけで中国は脅威となるでしょう。
すると上記記事のような ふざけた行為を日本に対して中国はとれなくなるのです。
面子にこだわる国が、相手の国の面子を潰し続けるのは、
相手を脅威と考えている証しなのです。
面子にこだわる国が、相手の国を軽んじていれば、相手国を丁重にもてなすでしょう。
民主党に対して行ったように、そして今では韓国に対して行ったように・・・・・
それが中国の昔々からの政治のやり方です。
今回は判りやすくするために簡単に書きましたが、
もう少し戦術を考えれる軍師的なブレインはいないのですかねぇ~・・・・・
余りにも行動が単調で単純すぎます。
- 関連記事
-
スポンサーサイト
- 2013/09/05(木) 09:00:00|
- 雑学&その他
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0